ステップ 3 水分補給(化粧水)〜洗顔後は素早く水分補給
洗顔後の肌は、角質から水分が蒸発しやすい状態になっています。肌が乾燥しないうちに、すぐ水分補給をしましょう。
たっぷりと水分補給して美肌を保つ
洗顔によって肌の汚れを落としますが、皮脂や自然の保湿剤(NMF)、セラミドも少なくなり、角質の中の水分がとても蒸発しやすい状態になっています。潤いが失われた肌に水分を補うには、化粧水を使用します。化粧水は、たっぷりと使うのがポイント!
「化粧水を冷やして使うと毛穴が引き締まる」と言いますが、一気に肌の表面温度を下げると、血管が拡張して、リバウンドで肌がほてり、かえって脂っぼくなることもあります。注意しましょう!
化粧水の種類
- 普通肌用
- 普通肌用と脂性肌用の中間的な性質の化粧水。基本的には、このタイプのアルコールが含まれない化粧水がオススメです。
- 乾燥肌用
- 乾燥しがちな肌に水分をたっぷり補給できるよう、保湿成分が多く配合されています。しっとりと潤いのある使用感です。
- 脂性肌用
- アルコールが含まれており、毛穴を引き締めて一時的に皮脂の分泌を抑えてくれます。さっぱりした使用感が持続し、額や鼻など、脂っぽいところに部分的に使うと効果的ですよ。
化粧水の選び方
- ●しっとりタイプとさっぱりタイプ
- 化粧水はほとんどが水分で、蒸発を防ぐための保湿剤を加えて作られています。大きく分けて、さっぱりタイプとしっとりタイプがありますが、この違いは保湿成分の量によるもので、しっとりタイプには、保湿成分が多めに配合されています。
- ●アルコール入りの化粧水には注意!
- 化粧水の中には、アルコール入りのものがあり、さっぱり感はありますが、皮脂を取り、乾燥させる性質があります。保湿と水分補給が目的の場合には、ノンアルコールのものを使うことをオススメします。
ぷりぷり美肌のための化粧水テク
- @化粧水をコットンか手のひらに取る
- コットンでパッティングすると、皮膚温度を下げながら水分の補給ができます。コットンがヒタヒタになるくらい化粧水を含ませて。手でつけるときは、手を清潔に。手が荒れていなければ、刺激が少なく、敏感肌の人にはオススメです。
- A顔全体にたっぷりしみ込ませる
- コットンを使用した場合は、ピタピタと軽くパッティングして化粧水をしみ込ませます。手を使うときは、やさしくなじませます。 力を入れたり、摩擦が加わると皮膚温度が上がって、皮脂の分泌を促すことがあるので、気をつけましょう!
- ※化粧水をしっかり浸透させるために
//手のひらでそっと押さえて
手のひらを使うとき、肌をこすってしまうと、摩擦が加わり、十分な保湿ができません。手のひらの化粧水を、そっと肌にのせるようにつけます。
//目元や口角部分も忘れないで
額やほおのような広い部分は、しっかり水分補給できても、目のきわ・口角・ロのまわりなどは忘れられがち。水分不足による乾燥はシワの原因となるので、指先を使って、そっと押さえるようにつけましょう!