鮫肌
鮫肌とは、皮膚がサメの肌のようにザラザラになってしまう、皮膚の疾患のこと。
正式には魚鱗癬と言い、皮膚がターンオーバーによりアカとして剥がれ落ちる、正常な過程に異常が生じた疾患を言います。特徴としては、皮膚が乾燥して魚のウロコのようにザラザラになり、毛穴が乾いてボツボツが出来る様になったり、落屑という粉状のアカが発生するようになったりします。
鮫肌の原因はビタミンAが不足することによって起こるので、内服薬としてはビタミンA誘導体であるエトレチネートが有効です。ビタミンAを多く含む食べ物は、うなぎ、レバー、緑黄色野菜、卵、乳製品など。