ECM
ECMとは、細胞外マトリックス(Extracellular matrix)の略で、細胞と細胞の隙間を埋める物質。
皮膚におけるECMと細胞との割合は9対1と、圧倒的にECMが多く、ECMには、ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン・デコリン・フィブロネクチン・ラミニン・テナシン・アグリカンといった分子があって、形状や性質により名称が違います。細胞の周囲をとりまいて、細胞同士を接着させ、細胞が正常に機能するための補助的な役割を担っています。また、保湿・弾力性などの、細胞の保護を目的としていて、外から微生物や細菌が侵入しないようなバリア機能も兼ね備えています。
ECMが不足すると代謝が悪くなり、病気にもかかりやすくなるため、外からあるいは体内摂取でこれを補うことは、健康を保つことからもとても重要です。